チャート選択の基本:連続性がなければ折れ線NG

こんにちは。藤です。

 

データビジュアライゼーションシリーズ

『チャート選択の基本』第2弾です。

※前回の投稿から早2か月ですが、気にすると投稿できないので気にせず進めます。

 

Before

 

これもありがちな折れ線グラフです。

横軸に配置された『都道府県』は隣り合う者同士に必ずしも連続性がありません。

しかしながら折れ線グラフは連続的なつながりのあるデータに用いるべきチャートです。

 

この例だと、例えば島根県と岡山県が隣接し、折れ線が急上昇しています。

しかし、ここで表現される『急上昇』は、たまたま島根と岡山が横に並んだからであり、

岡山が兵庫の右隣りだとするその印象は失われます。

つまりこのチャート上の『急上昇』そのものに意味は全くありません。

それどころか、誤ったイメージを伝えてしまう可能性があります。

 

After

連続性のないデータの量を比較する場合には棒グラフが適しています。

棒グラフの場合、折れ線のような連続性は失われ、その結果として個々の長さの比較を行いやすくなり、

意図した情報が正確に伝わります。

 

このような折れ線グラフの誤った利用は、調査データのレポートなどでよく見かけます。

隣接項目に順序的なつながりがない場合には棒グラフを使いましょう。

 

 

それではまた。

 

※この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。