Tableauの「DATA Saber」とは何か、なぜ目指すのか

Tableauの「DATA Saber」とは何か、なぜ目指すのか | Tableau-id Press -タブロイド-
DATA_Saber

DATA Saberって何?

こんにちは、Buchiです!
なんだか噂のDATA Saber。この度、私も挑戦してみることにしました。
今回は、名前はよく聞くけど、DATA Saberって何なのよ?ということと、私が挑戦に至った経緯について書いていきます!

DATA Saberって知ってますか?

公式サイトによると、それは…

データに溺れかけている世界を
その剣で守り導く救世主

データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、
人の心を動かし、行動を促す。これがDATA Saberである。

とのこと。かっこええ…

私の解釈も加えてかみ砕くと、

Tableauを活用するスキル・知識に加え、データドリブン文化を世界に浸透させる(ことができる)人材として、
Tableauのユーザーコミュニティから認定された方々が「DATA Saber」です。

弊社では、
Tableauで困ったときにググると、毎回この方のブログが出てくる…! でおなじみのtomokoさん
Japan Tableau User Groupの大舞台で登壇を果たし、コミュニティ内でも驚異のプレゼンスを示すm.fujitaさん
このお二人が DATA Saberとして認定されています。

そして現在、この2人の背中を追い、私も含む3名の社内メンバーがDATA Saberに挑戦中です。

どういう仕組みで認定を受けられるの?

DATA Saberにチャレンジするには、まず師匠(既にDATA Saberになっている先輩)を見つけます。
そして、その師匠のもとで、技術力と発信力を問う試練に立ち向かい、90日以内に全てをクリアする必要があります。
試練とは…

・技術力が試される10個のテストに合格する

・Tableau PublicでのVizのパブリッシュやブログ投稿、所属組織内でイベント開催やTIPS共有等の発信活動を行う
(行った活動に応じてポイントが付与され、50ポイントを獲得すれば合格)

・最終試験(技術試験と口頭設問…詳細は極秘)

というものです。

通常の資格であれば知識やスキルだけを問われると思うのですが、
DATA Saberはそれに加え、「データドリブン文化を広める」という目的に沿って活動しているか、も評価されるのがポイントですね。

ちなみに↓はAIがつくってくれた「データドリブン文化を広める人」の図(データ感がない…笑)。

データドリブン文化を広める人

なぜ目指そうと思ったか?

データドリブンについて思うことあり

これは、そもそも私がこの会社に転職した理由にも通じるものがあります。
この記事でも書いたんですが、どんな業種でも職種でも、意思決定のときってデータを使ってるなぁ…とふと気づきました。
それってビジネスだけでもなく、結構日常でもそうですよね。
最近電気代高くなってる~みたいなニュースも見ますが、電気代の推移のグラフだってデータだし。

一方で、データをちゃんと使えてない場面もよく目にしてきました。
データが一元管理されていなかったり、使える形で蓄積できていなかったり… 結果、感覚的な意思決定になってしまう、とか。
これってすごくもったいない気がしていて、どんな場所・どんな会社にでもデータは溜まっているんじゃないかな?
そういうデータって、意思決定や生活を楽に/豊かにするためにもっと活用できるんじゃないかな?という漠然とした思いがありました。

そんなわけでデータコンサルを生業とする弊社に転職した後に、Tableauに出会い、
DATA Saberについて知るきっかけを前述のお二人(tomokoさん、m.fujitaさん)が与えてくれました。

DATA Saberが大切にしている「データドリブン文化を広める」 「周囲にデータの大切さを伝えたい」
というようなキーワードに共感し、スキルやマインドを身に着けたい!という思いから、
DATA SaberにTryするに至った…というわけです。

この挑戦を通して、誰かのビジネスや生活が楽になったり楽しくなるようなお手伝いができるくらい、
データを活用する力・発信する力をつけたいな、なんて思ってます。

一緒に挑戦してくれる仲間もいた

そんな感じで挑戦を決意(そして社内で宣言)したわけですが、もうひとつ背中を押してくれた要素があります。

この挑戦…90日間というそこそこの期間学び続ける必要があり、合格に必要な勉強時間は100時間とも言われる、そこそこ過酷なものです。
それを聞いて正直ちょっとしり込みしていた…
のですが、弊社はTryを推奨する文化があり、この挑戦を応援してくれるようなコメントを上司や同僚からたくさんもらいました。
さらに、一緒に挑戦してくれる社内メンバーも出てきて、チキンな私も一歩踏み出すことができた、という訳です。

ちなみに、同じ組織内に一緒に挑戦する方がいなくとも、挑戦を始めると社外の他の挑戦者とお話しできる機会はたくさんあります!
同期の弟子同士で情報交換したりディスカッションしたり、と決して孤独な戦いではないので
一人で挑戦する、という方も安心してくださいね。

さいごに

今回は決意も込めて、DATA Saberとは何か?そして私が挑戦したいと思うに至った経緯を記しました。
挑戦が終わったら振り返りの記事も書こうと思っています。
データドリブン文化を広めたいな、これからDATA Saberに挑戦してみたいな、と考えている方のお役に立てば幸いです。