ウェビナー視聴レポ|データ人材育成の鍵 ーデータドリブン組織への道ー

ウェビナー視聴レポ|データ人材育成の鍵 ーデータドリブン組織への道ー | Tableau-id Press -タブロイド-
ウェビナー

 

こんにちは、taharaです。今回はウェビナーを視聴して、データ人材としてスケールしていくにあたり参考になるお話を聞けたので、その一部内容と感想についてまとめてみました!

視聴ウェビナー|データ人材育成の鍵

今回私が視聴したウェビナーは、TableauのコミュニティData Famメンバーの方々による「データ人材育成の鍵 ーデータドリブン組織への道ー」です。タイトルは育成側の視点でついていましたが、視聴してみると私のような育成される側にとっても、とても有益な内容でした。ちなみに、私はTableau未経験でtruestarに入社して半年と、比較的育成される側の立場になります!

登壇者は3名。コニカミノルタジャパン株式会社の三田村さん、株式会社プリンシプルの仁田原さん、そして弊社truestarのRikaさんこと藤原さんです。みなさんデータに関わるお仕事をされていて、それぞれの視点から「データ人材を志した背景」「スキル獲得の壁をどう乗り越えたか?」「後進育成で意識している点」「今後取り組みたいこと/キャリア」といったテーマについてご自身の経験から考えをお話して下さる形式で進行していきました。

今回はその中でも、印象的だったトピックについて感想と共にご紹介したいと思います。

 

テーマ1.データ人材を志した背景

まずはこちらのテーマでRikaさんが話されていたことが印象的でした。Rikaさんはもともと食品のマーチャンダイザー(バイヤー)をされていたそうで、20代後半とまだ若く経験の浅い中、ベテランとしてバリバリ働かれている先輩方に囲まれて業務にあたっていたそう。意思決定のスピードも速かったようで、拝聴していてとてもプレッシャーがかかりそうな状況と伝わってきました。この時に、経験を代替するものとして「データ」を扱うようになったことで、周囲のベテラン社員と肩を並べて仕事を出来るようになり「明確にデータに救われた」そうです。そしてこのことがきっかけでデータ人材の道を歩み始められたとのこと。

このお話を聞いて、hard thingsを乗り越えられてきた姿がとてもかっこいいなと思いましたし、そこでデータがキーとなっていることに親近感を覚えました。私自身も前職ではマーケティングの部署で新しいプロダクトのリードを0から獲得していく必要がありました。10名ほどの企業で知見も予算もなく、最初は勘で手当たり次第に施策を打つような体制でしたが、データによる現状の可視化を行ったところから事実に基づきPDCAが回るようになり、最終的にはリードを恒常的に獲得できた経験があります。私もデータに救われた1人であり、もうすでに活躍されている登壇者の皆さんとスタートがちょっと似ているかも、と思いました。では皆さん、そのようなスタートからはじまってどのように活躍できるようになったのでしょうか。

 

テーマ2.スキル獲得の壁をどう乗り越えたか?

三田村さんはデータを扱うようになってから、ツール、業務、統計的な知見、どれを選んで伸ばしていけばいいの?という壁に最初にぶつかったそう。今いま駆け出しの私としてはとても共感です。この時に三田村さんが取られた行動は、エンジニア・アナリスト・ビジネスサイドの人ととにかく話すこと。その結果、こういったスキルがあればこのようなエリアで活躍できる、ということが見えてきたそうです。何も情報がない手探りな状態から、とにかく集められる情報を集めることで、徐々に業界の状況を抽象化し道筋を明確化されていったのですね。

そして仁田原さんのお話では、必ずしも業務だけからアウトプットの機会を得る必要はないということが印象的でした。仁田原さんは自分の興味のあるデータを用いてvizを作成し、人の目につくところに成果物を公開したり、コミュニティ等でフィードバックを貰う事を通して実力をあげられたそうです。ちなみに仁田原さんは長年キャリアのある歌手の方の音楽性の変遷について可視化されたそうで、面白そうだな~と思いながら聞いておりました。自分の興味のあるデータであれば、可視化の技術研鑽もモチベーション高く取り組めそうです。

このお話を伺って、当たり前ではありますが、やはり現在活躍されている方たちも最初から活躍までの道筋が見えている訳ではないのだなと感じました。様々な情報を収集しながら徐々に解像度を上げていき、業務だけでなく外部の機会も上手に活用しながら着実に実力をつけていく、そんな手段をとられていたんだと知ることができとても勉強になりました。

 

さいごに

このように先人の方々のお話を聞かせて頂ける機会があるのは有難いですね。直接お話を聞いても良いですが、普段なかなかお会いできない人のお話を聞くのに、ウェビナーは1つの有益な手段と感じました。これを機に他のウェビナーにも参加してみたいと思います。

こちらご興味ある方もいらっしゃるかと思うので、今回のウェビナーのアーカイブと、RikaさんのXのリンクを貼っておきます!

データ人材育成の鍵ーデータドリブン組織への道ー アーカイブ視聴

RikaさんのX