装飾の基本:太過ぎず細過ぎず 折れ線グラフ編

こんにちは。藤です。

 

データビジュアライゼーションシリーズです。

 

『装飾の基本』の第6弾です。

 

前回の棒グラフの太さの話に引き続き、今回は折れ線グラフについてです。

 

Before-1

株価のチャートのように、少なくない上下変動が高頻度で発生するようなケースでは、折れ線が太いと細かな動きが分かりにくくなってしまいます。

 

After-1

Before-1 と比較して、折れ線の太さを若干細くしたことで、細かな変化も視覚化できています。

また、横軸の線の太さに比べた場合、当然折れ線のほうが太くあるべきです。

こうすることでグラフを見たときに折れ線の情報がストレートに頭に入りやすくなります。

 

一方、細い場合はどうでしょう?

 

 

Before-2

この図では目盛線が入っていますが、折れ線グラフがそれより細い状況です。

 

目安として、折れ線の太さは目盛線より明確に太くすべきです。

目盛り線は補助線であり、注目してもらうべきが折れ線であることは明白だからです。

 

After-2

折れ線グラフを若干太くしただけで印象はガラッと変わります。

少なくとも目盛線や罫線に比べると、折れ線は太くあるべきです。

 

なお、折れ線の適正な太さについては、グラフのサイズ、期間、データの特徴(変動の大きさ)などに依存してしまいますが、太過ぎても細過ぎても正確な数値は伝わりにくくなる恐れがあることは認識できたかと思います。

 

 

それではまた。

 

※2019年6月1日追記

この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。