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こんにちは。藤です。
『装飾の基本』の第4弾です。
Before
前回の棒グラフに引き続き、これもよく見かける折れ線グラフです。
折れ線そのものと、数値を持つすべての点に対して装飾が施されている状態です。
チャート上に装飾が多いため、本来折れ線で示すべきトレンドが把握しづらくなり、その印象も頭に残りづらくなっています。
一方、以下はどうでしょう?
After
色以外の装飾要素を全てカットしてみました。
Before で本来伝えたかった情報は、この After の図でも十分伝わるのではないでしょうか?
もしも伝わるならば、カットした要素は無駄な情報で、先日投稿したノン・データインクだったということですね。
棒グラフも折れ線グラフも無駄な装飾は排除しましょう。
それではまた。
※2019年6月1日追記
この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。