truestarたまるです
今回はtruestarの文化である「駆け込み寺」について紹介したいと思います。
まず、駆け込み寺とは…
(出典goo辞書)
ということで、困った時に助けを求める場所ですね。
弊社では社内連絡ツールとして Microsoft Teams を採用しています。
そこで「駆け込み寺」というチームが作成されていて、その中で、困りごと別にチャンネルが存在します。
基本的には社員全員に閲覧権限があって、メンションをつけて投稿すると、全メンバーに質問(という名のレスキュー信号)が飛びます。
基本的には各ツールごとにチャンネルが分かれています。
「Beginner」というのは「他の人のレベルの質問に比べると簡単なこと過ぎて…」としり込みしてしまう方や、「そもそもどのチャンネルがいいのか…」と悩む初心者向けチャンネルです。
こういったチャンネルでヘルプがあがったら、みなさんわかるレベルで回答をしていく事で、質問が解決されていきます。
メリットや課題
メリット
・不明点の即時解消
・不明点や解消法の言語化の訓練
・得意なことの発見/アピール
・コミュニケーション促進
・社内スキルの均一化。案件をまたいで、知見が他の人にも共有される
などなど、数多くのメリットが感じられています。その一方で
今後の課題
・そもそもこんな事で…と質問を躊躇してしまう人も多い
・Teamsはスレッドが流れてしまうので、よくある質問などはアーカイブ化したい
・全社通知に抵抗を感じて投稿しづらい、という人もいる
(弊社は社員50人くらいだからちょうどいい、というのはあるかもしれません)
上記が課題かなと感じています。
必要なときに「ヘルプを求める」ことができるのも、プロフェッショナルとして必要なことだと弊社では考えています。
今後こういった心理的な抵抗も解消していきたいですね。
ある日のBeginnerチャンネル
実際あったやりとりを見て頂ければと思います。今回はTableauレイアウトについてのようですね。
10分以内に続々と返信がきていますね。
ここで質問者より詳細情報が伝えられます。
こんな感じで、ネクストステップが定まったようです。質問からわずか15分間の出来事です。
独りで悩んでいたら、あっというまに経ってしまう時間ですね。
この様子に、思わず弊社代表もコメント…(確かにTableauの話だとは思われないかもしれません、笑)
駆け込み寺のやりとりからブログ記事が生まれることもあります
上記のやりとりを見て、これを初心者向けにまとめたら需要ありそう、とメンバーが記事を書いてくれました。
【Tableau Tips】レイアウトコンテナを使いこなそう!
https://blog.truestar.co.jp/tableau/20210308/41837/
こちらでコンテナ配置のコツが伝わればと思います。
まとめ
Tableau界隈ではいわゆる「Tableauドクター」という文化もありますが、患者と医者という関係というよりは
「駆け込み寺」は、その時々によって駆け込む側と、答える側が入れ替わる相互扶助のようなイメージが、特に答える側にインセンティブの無い中でもゆるく続いている秘訣かなと思ったりしています。
正直、弊社だからこそ成り立っているn=1の文化かもしれないのですが、もしみなさんの組織やサークル等でもスキルの均一化や、技術浸透などのお悩みがあれば、参考になれば幸いです。
もちろん、弊社の知見は社外のみなさんのお役に立つためにあるものです。
弊社ではデータ活用に関する様々な業務を承っております。是非こちらからご相談ください。