Prepper Open Data Bank アップデートのお知らせ!

Prepper Open Data Bank アップデートのお知らせ! | Tableau-id Press -タブロイド-
prepper

こんにちは。藤です。

加工済みオープンデータを無償でクラウド共有するサービス Prepper Open Data Bank(以下PODB)ですが、ユーザーフィードバックへのご対応を含め、複数のアップデートを行いました。

その内容をまとめてご紹介させていただきます。

トライアルアカウントの無期限延長!

PODB は Snowflake のデータマーケットプレイスで無償公開されています。

通常データマーケットプレイス上のデータの利用には Snowflake の正規アカウントが必要ですが、『#PODB使ってみたい』とツイートするだけでトライアル可能となるキャンペーンを行っておりました。

参考ブログ:Prepper Open Data Bank x Snowflake お試しキャンペーン中!

現在はキャンペーン期間を撤廃し、 無期限延長 をしております。安心してお使いください。

参考資料:PODB トライアル用アカウント作成方法

なお、トライアル用のアカウントは Snowflake の『リーダーアカウント』という読み取り専用アカウントです。Snowflake上で発生する費用は全て truestar の負担となりますが、機能は一部制限されております。

Snowflake の機能をご堪能いただく場合には、正規アカウント登録が必要ですので予めご了承ください。

参考資料:Snowflakeアカウントの開設方法(正規アカウント)

データの追加!

2022年1月28日に『都道府県別の出生数及び出生率の推移』を追加しました。

元データ:人口動態調査 人口動態統計 確定数 出生(e-Stat)

スキーマ及びテーブル名の見直し、不具合の修正

ユーザーからのフィードバックを含め、以下のような課題が上がっており、今回まとめて改善しました。

課題
・テーブルおよびビューが大量にあり探しづらい
・テーブル名が長い
・テーブル名の先頭に数値が使われたものがある
・その他の不具合

改善対応策

■スキーマを二種類追加

これまでは『Public』スキーマを使っていましたが、提供するテーブルには英語カラム版と BI ツールなどで使う日本語カラム版が存在し、それぞれ利用シーンが異なるため、スキーマで分けることにしました。

スキーマ『E_PODB』
⇒ カラム名は英語です。

スキーマ『J_PODB』
⇒ カラム名は日本語です。 BI ツールでの取り扱い時は圧倒的に便利です。

これによって、表示されるテーブル数が限定され、求めるものが探しやすくなります。
※従来の『Public』スキーマ上のデータは22年2月末まで移行期間として残した上で、その後閉鎖する予定です。

■テーブル名を変更

PODB は現在国内のデータしか取り扱っていないため、文頭の『Japan_』を削除しました。また、テーブルを見分ける通し番号が名称の前半に来る形に変更しました。
これはコードを書いて呼び出すにも面倒ですし、各種アプリケーションから接続する際、名称が長いことによって画面表示が略され、パッと見分けがつかなことに(私が)ストレスを感じていましたので、その解消が目的です。

ちょっとマウス操作で表示領域を拡げれば解消する話ですが、毎回やるのは馬鹿げています。Tableau 上でデータソース名を短くすることもできますが、それを多くのユーザーに強いるのも間違っています。

また、ベータ版として公開していた『ベータ版|G空間情報1kmメッシュ別人流データ_月次』はテーブル名が『1KM_MESH_…』となっており、SQL等での記述でクオーテーションが必要となるなど取り扱いが非効率であるため、『MESH_1KM…』に変更した上で名称を短縮しています。

■その他の修正

新しいスキーマ上で公開されたデータは、カラム名や集計定義の見直しなど、既知の細かな不具合に対して修正を施したものになります。

分析ツールからの接続方法とユースケース

弊社が得意とする三種の分析ツールからの接続方法のご紹介です。

Tableau からの接続方法
Alteryx からの接続方法
Power BI からの接続方法

また、以下は Tableau と Alteryx の分析事例のご紹介記事です。

PODBの活用事例

人口統計データ気象データプレップ無し で簡単に使えます。

今後の予定

22年2月中に

地価公示データ(国土数値情報)

医療機関データ(国土数値情報)

・令和2年国勢調査小地域データ※町丁目粒度(e-Stat/現時点で未公開)

の追加・更新を予定しています。

また、ユーザーからの リクエストが多いオープンデータは優先度を上げて開発 を行っております。欲しいデータがございましたら、サービス紹介ページ最下部のお問い合わせ欄より『オープンデータの搭載依頼について』をご選択の上、詳細情報をお知らせ下さい。

それではまた。