
はじめに
2025/03/05に『Oracle Master Silver DBA 2019』に合格しました。
弊社でも馴染みのある試験ですが、今回最新版のblogを執筆いたします。
ORACLE MASTER Silver SQL 2019の試験概要
ORACLE MASTER Silver SQL 2019資格は、Oracle Database上でのSQL操作スキルを証明する資格です。
試験は、Oracle Databaseの基本的なSQL操作に関する知識を評価します。
以下に、試験の主要なトピックを表形式でまとめます(From 黒本)。
出題形式:選択問題
試験時間:120分
出題数:78問
合格ライン:63%
受験料:41,773円
(弊社は試験代全額支給なのですが)受験料高すぎて本番落ちてはいけないプレッシャーにやられそうだったので
再受験無料キャンペーン期間中に受験しました。
定期的に開催されているそうなので、絶対に活用した方が良いと思います。
受験前の私のスキル
・検索系のクエリなんとか調べながら書ける
・DML、DDL、Indexの話はさっぱり
・社内向けにSQL 第2版: ゼロからはじめるデータベース操作を元、資料作成はした
一応基礎的なことは理解していたものの、データベース操作関連の知識は乏しかったです。
またOracleを触ったことがないので、タイムゾーンやデータディクショナリビューなどの
プロバイダー独自の知識は皆無でした。
使用した勉強教材、学習法
1.オラクルマスター教科書 Silver SQL Oracle Database SQL(通称:黒本)
2.ping-t(無料で問題を解けるWebサイト)
学習方法としては以下になります。
黒本の章末問題を1周する → ping-tのミスがなくなるまでひたすら解く → 黒本の模試を解く
個人的にはインプットが苦手なので、理解4割くらいで問題演習に臨みました。
ミスが多い箇所は重点的に黒本に戻り、理解を深め再挑戦するサイクルで勉強した感じです。
苦手箇所
シーケンス・索引・シノニムはほぼ初めましての内容だったので、理解が大変でした。
タイムゾーンは暗記するだけなのですが、全く覚えられずping-tで8回くらい同じ問題を間違えた気がします。
どちらも試験では必ず出てくるので、克服しておいて良かったなとういう印象です。
勉強期間
大まかな期間は1か月ほどになります。
直前以外まとめて勉強時間を取れなかったので、ひたすら電車や寝る前に問題を解きまくりました。
試験本番
試験はPearsonがあるテストセンターで受けました。
30分前と早めに着いたら、従業員の方は受付にいなくて奥の事務室で雑談をしていました。
なんか楽しそうだったので自分が止めるのも悪いと思い、他の試験者が来るまでビル内をウロウロしていました。
持ち物・形式
Oracle指定の身分証明書2つ(自分は免許証と保険証にしました)を受付に提示して
説明と写真撮影を終えたらすぐにブースまで案内されました。
PCの選択式でマウス以外使うものは無いのですが、一応ペンとホワイトボードも使うことができます。
ネストした関数を解くときに頭だけだとミスりそうなので、意外と使う重宝しました。
難易度
他のブログにもあるように、黒本 < 本番 < ping-tの順で難しいなという印象でした。
またping-tは知識を網羅する点では不足ないのですが、本番の問題の質や文言の使われ方は黒本に即していたので
両方ともやるのが試験対策としてBetterだったなと、受けているときに感じました。
対策していれば、時間に余裕をもって問題を解くことができます。
合否
合否はその場ですぐに出ます。
いやあ、本当に受かってよかったです。
(ちゃんと、シノニムとタイムゾーン間違えてますね)
最後に
入社したての頃の目標で取得を掲げていたものの、挫折して遠ざかっていた試験だったので
受かってホッとしました(成長も感じられて嬉しい)。弊社は案件としてSnowflakeがベースになることが多いですが、
試験の内容も活かしていきたい所存です。