チャート選択の基本:数表でトレンドは見えない

こんにちは。藤です。
『チャート選択の基本』第3弾です。

Before

各ブランド、各年度の数値が可視化されており、○○年の✕✕の数値と言われれば、正確に答えることができます。
一方、この中で調子の良くないブランドをパッと答えられるでしょうか?

After

折れ線グラフであれば、ブランドBが大きく下げていること、ブランドDも減少傾向にあることが一見して認識できます。
帳票は予め決められた数値の確認には向いていますが、課題探索には不向きです。
市場でいま何が起こっているかをいち早く察知する必要があるならば、
見慣れているという理由だけで帳票を選択すべきではありません
で取り上げたように、トレンドが見たいなら折れ線を使うべきです。
なお、世の中には帳票の数値を短時間で記憶して深く理解する人も存在します。
そういった方々には帳票が有効となることもありますが、あくまで例外的な存在です。
帳票で全てを読み取ってもらおうと期待することは作り手側のエゴとも言っても過言ではなく、
結果的に読み手側が問題点を探索し把握するには負荷の高いレポートになってしまいます。
※この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。
年内はおそらく最後の投稿です。
来年はもう少し頻度を上げていければと考えています。(毎年同じことを思っていますが…)
それでは皆様良いお年を。
2019年12月27日
株式会社truestar  藤 俊久仁