チャート選択の基本:横向きテキストは読みづらい

こんにちは。藤です。

 

データビジュアライゼーションシリーズ

『チャート選択の基本』第1弾です。

 

Before

どこでも見かける棒グラフです。

まるでそれが全く問題無いかのように巷にあふれています。

 

横向きのテキストが読みづらいことは誰の目にも明らかです。

テキストを読むために毎回少し首を傾けるユーザーがいるとするならば、決して良いチャートとは言えません。

 

After

縦棒を横棒に変更するだけです。

読み取りやすさは圧倒的に改善します。

 

なぜ縦棒グラフにこだわるのでしょうか?

 

これはExcelの棒グラフの初期設定が縦棒なので、無意識に縦棒を選択し、それが普通になっただけだと考えています。

また、Excelでは横棒グラフを選択すると、なぜか項目の並び順が下から上になるという奇妙な初期設定があり、思い通りの絵にならないことも、横棒グラフが使いづらい要因になっています。

 

実際にExcelで作るとこんな感じ。

①Excelの初期設定の横棒グラフ・・・縦軸が下から上に並ぶ

 

②縦軸を反転・・・軸のラベルが上にくる

 

③横軸のラベル位置変更・・・②で反転したため、違和感があっても『上端/右端』を選ぶと下端になる

 

手間が多いですね。

①のチャートで良いというニーズがいったいどこにあるのか謎です。

 

しかし、手間が多いからと言って、読み取りづらいチャートを共有するのは罪です。

読み手のスムースな理解を阻み、無駄な時間を使わせることになります。

 

代替案として

こういった斜めのラベルもあります。

横向きよりマシです。

ただ、日本語のフォントは斜体が不向きなことが多く、汚く見えることがあります。

 

 

フォントサイズを小さくして横向きにする、という選択もありますが文字数に限度があります。

 

横棒は横向きにスペースが取りやすいので、項目名が長くても表示しやすいです。

 

横棒グラフを積極的に使用することをオススメします。

 

 

それではまた。

 

※この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。