【ThoughtSpot】触ってみた感想

【ThoughtSpot】触ってみた感想 | Tableau-id Press -タブロイド-
ThoughtSpot

はじめに

皆さんこんにちは!アドベントカレンダー12日目を担当します大井です
今回はThoughtSpotというツールを触らせて頂く機会があったので感想をお届けしようと思います!

ThoughtSpotとは

まず、ThoughtSpotとはこちらが会社HPになりますが
一言で言うと「いつでも相談できるデータサイエンティストが隣にいる」
そんなツールですとThoughtSpotさんが仰っていた通り、
ビッグデータに対して検索や分析がとてもしやすいツールになっています。

そのため私たちのようなデータ利活用を生業とする人々の為のツールでありながら
データから純粋に数値を取り出したいライトなユーザー層にとっても価値を提供できる
そんなツールになっています。

得意なこと

上でも書きましたが検索と分析が得意です
Snowflakeとのパートナーシップもあり親和性が高いので、データの読み込み元をSnowflakeにすれば
数億件のデータに対しても問い合わせがサクサク返ってきますし、
結果に対するドリルダウンも簡単でどんどん深堀していけます。

時系列データに対する変更分析という機能もユニークで面白いですが
個人的には自然言語による問い合わせに力を入れている印象です。
モバイルのアプリ版では音声入力ができたりもして楽しい。
自然言語を解釈させるために各カラムに対して類義語を設定することで精度を上げていけます。

苦手なこと

可視化については基本機能は付いているのですがTableauのような洗練された美しさは無く
表示したりドリルダウンする度に色やグラフ形式が変わってしまう点は適宜アップデートされていっているようですが
Tableau等のBIユーザーからするとフラストレーションがあるかもしれません。
また、データに対して俯瞰して眺めて全体感をつかむ。といった行為も苦手そうな印象でした。

Tableauあるならそれでよくないか…?⇒これはNO。

私自身Tableauを長く使っているので、感想が偏ってしまうのですが、
ThoughtSpotでただただ可視化をするだけであれば実は軍配はTableauにあがってしまいました。
でもきっとTableauにそこまで慣れてない人ならThoughtSpotでも全然OKだと思いますが、、
今回私が感じたのはTableauに置き換わるというよりはTableauにできないことが実現できるツールだなと感じました。

Tableauで難しいこと、それはモバイル版です。
デスクでPCの前に座っている人より、現場で立って仕事をしている人にこそ新たな世界観を見せてくれる可能性を感じました。

まとめ

ThoughtSpotの営業やエンジニアの方々はメールも電話を親切に対応してくれて、
改善要望も上げると比較的すぐに反映してくれるのでコミニケーションを取りたくなる方々でした。

直近のイベントにも参加させて頂きましたが盛り上がってましたし何よりメンバーが着ていたパーカーが可愛くてほしくなりました。

ツールの可能性に関しては上述のとおりですが、次はもう少し実践編の記事を書きたいなと思います!
それではまた。