こんにちは インターンのHarunaです。truestarアドベントカレンダー21日目を担当します!🎄✨
早速ですがTableauを使っていると「メジャーが一つのフィールドに集約されている」「粒度が細かすぎてフィルター設定が煩雑」といった課題に直面したことはありませんか?
この記事では必要な単位や粒度だけを抽出し、データをより扱いやすくする方法をご紹介します。
具体的には、計算フィールドを使って新しいディメンションとメジャーを作成する手順を解説していきます。
ディメンションの作り方
まずは「労働状況」という新しいカラムを作成します。このカラムには「就業者」「非労働力人口」「完全失業者」の3つの区分を含めるとします。
手順
計算フィールドを開き、以下の式を入力します。
IF [既存のカラム名] IN ("就業者", "非労働力人口", "完全失業者") THEN [既存のカラム名] END
作成したフィールドに「労働状況」と名付ける。
※不要な情報が含まれている場合は、別名を編集して適切な名前に変更します。
メジャーの作り方
次は各労働状況の人数を表示するための「労働人口」カラムを作成します。
手順
計算フィールドを開き、以下の式を入力します。
IF [既存のカラム名] IN ("就業者", "非労働力人口", "完全失業者") THEN [統計値] END
フィールド名を「労働人口」と名付ける。
アウトプット
作成した「労働状況」と「労働人口」を組み合わせてデータを視覚化します。
複雑なデータも必要な情報だけに整理され、簡単に操作できるようになります。
出力例
まとめ
データが複雑になると分析の効率が著しく低下してしまいます。
今回ご紹介した方法を使えば、必要な情報だけを抽出しより直感的にデータを扱うことができます。
この機会にぜひTableauでより効率的な分析を始めてみましょう!それではよいデータライフを!👋