2021年に弊社の「駆け込み寺」について記事を投稿しましたが、今回は「”リアル”駆け込み寺」について紹介したいと思います。
そもそも「駆け込み寺」とは
2021年に投稿した記事をそのまま引用すると、“困ったときに助けを求める場所”という意味です。
https://blog.truestar.co.jp/tableau/20210330/41777/
社内ではMicrosoft Teams内に”駆け込み寺”というチャネルが作成されており、そこで質問が飛び交っている状態です。
「駆け込み寺」と「”リアル”駆け込み寺」の違いについて
一番大きな違いは文字通り”リアル”で開催するかどうかです。
今まで文面でのやり取りだった部分を”oVice”というバーチャルスペース上で実際に通話しながらやり取りをするのが「”リアル”駆け込み寺」になります
現在は週2 各枠 1時間でこんな感じで開催しています。
「”リアル”駆け込み寺」の発足の経緯
元々は「駆け込み寺」で回答出来る社員を増やそう、という試みで発足しました。
ベテラン社員だけではなく、入社して日が浅い社員を中心に参加し 下記4つのことを期待して活動を運営しています。
①駆け込みに回答する心理的ハードルを下げる
②考えるチカラを養う
③社内の色々な人と会話して、TSに溶け込みやすくなる。
④自分のスキルや知見を共有することで、知識の定着が図れる。
新入社員にとってはトレーニング的な側面もあります。
「”リアル”駆け込み寺」のメリット
文面でやり取りを行う「駆け込み寺」は全社員が閲覧出来るというメリットもありますが、
事象を説明する際に、長文を書いたりスクリーンショットを貼り付けたりする必要がありかなり時間がかかります。
しかし直接通話しながらの場合、画面共有しながら事象を説明することが出来るので、質問側と回答側の認識のズレが発生しづらく、
解決策もその場で検証することが出来るメリットがあります。
「”リアル”駆け込み寺」のデメリット
クローズドの環境で行われるため、oVice上でのやり取りは参加者の間だけに共有されます。
ここで出てきた質問は質問者のみならず、他の社員にも役立つ可能性があります。
そのため、「”リアル”駆け込み寺」で出てきた質問と回答はExcelにまとめて全社員が閲覧出来るような仕組みを導入し上記のデメリットを解消しています。
まとめ
プロジェクト間で全ての課題を解決できればいいですが、出来ない場合もあると思います。
その場合全社員に対して質問を投げかけることが出来る + 画面を共有しながら質問出来る環境があることは、質問者にとって安心出来るのではないでしょうか。