tomokoです。
tableauのつまづきポイントの1つ、連続・不連続について基本的な内容を理解できるよう、まとめました。
連続・不連続とは
tableauでは連続は緑色、不連続はピルが青色で表示されます。
通常ディメンションは不連続、メジャーは連続となります。
tableauでオーダー日を列に入れるとまずは不連続でセットされます。
年のピルの▼をクリックすると、日付表示のメニューが表示されます。
年、四半期、月、日の選択が2か所ありますが、上が不連続、下が連続です。
データペインから右クリックしたまま列に日付を持っていくと、すぐに表示形式の選択が可能です。
連続と不連続の表示、できることの違いを比較していきましょう。
連続・不連続の違い
① 軸選択
連続は軸全体での選択となり、グラフ幅の変更も全体幅での変更となるため、少し大きくするつもりがものすごく幅が広がった!
という経験がある方も多いかもしれません。
不連続は各項目で幅を変更可能です。(すべての項目が同じ幅で設定される)
少し広げた幅は1項目の幅なので、幅調整はしやすいです。
② 軸設定
連続はリファレンスラインが設定でき、不連続は各項目の保持、除外が設定できます。
③ 並べ替え設定
並べ替えは独立した項目について行われるものなので、不連続のみ設定可能です。
④ フィルター設定
▼ 日付のフィルター設定
⑤ 書式設定
連続の場合は様々な形式で設定が可能です。
規定で表示される形式に表示したい形式がない場合は、カスタム設定で指定可能です。
⑥ 色設定
連続の色設定はメジャー(数値)項目で行うのが一般的です。
売上を連続で色設定すると、数値の大小を色の濃淡で表現することが可能です。
数値を不連続で色設定すると、存在する各数値にそれぞれ色が設定されます。
数値の大小を濃淡で表現するためには、手動設定や、カスタムカラーで濃淡になる色を設定して割り当てる
といった方法で行う必要があります。
▼ 売上での色設定
不連続の色設定はカテゴリ、サブカテゴリといったディメンション項目で行うのが一般的です。
▼ オーダー月(不連続)、カテゴリでの色設定
まとめ
日付のように同じ項目でも連続、不連続が異なることでtableauで使用できる機能が変わってきます。
作成する内容によって使い分けて、わかりやすいだけでなく、保守しやすいダッシュボードを作っていきたいですね。