tomokoです。
今回は動的パラメータを使用してワークブックを開いた時に自動で最新年を表示させる方法です。
サンプルスーパーストアを使用して、年パラメータで選択した各月数値を表示するダッシュボードを作成していきます。
オーダー日は日付型ですので、年のみのフィールドを作成します。
数値型でメジャーフィールドとして作成されるので、ディメンションに変換します。
ワークブックを表示した時、常に最新年を表示したいので、最新年を表示するためのフィールドを作成します。
FIXEDにディメンションを指定しない場合は、{ } のみで指定できます。
表示年を選択するパラメータを作成します。
データ型を「整数」、許容値をリストに設定します。
値には動的パラメータで使用したい内容を設定したいので、ポップアップ右下の「ワークブックを開くとき」を選択、
そうすると、整数フィールドが表示されるので、その中からパラメータに使用したいフィールドを選択します。
今回は先に作成しておいた、[ オーダー日_年 ] を選択します。
「ワークブックを開いたときの値」を先ほど作成しておいた [ オーダー日_最新年 ] に設定します。
初期設定ではカンマ付きで表示されるので、表示形式をカスタム「####」で設定します。
動的パラメータの設定ができました!
この後は通常のパラメータと同様、パラメータで選択した内容をデータに紐付けます。
パラメータをデータと紐付けるための真偽フィールドを作成し、フィルターに入れて「真」を選択します。
これで紐づけもできました!
日付データが更新されたデータを自動で反映させるには必須の方法なので、ぜひ活用したいですね!