文字列の結合方法について(PREVIOUS_VALUEの利用)

文字列の結合方法について(PREVIOUS_VALUEの利用) | Tableau-id Press -タブロイド-
顧客リスト

今回は文字列結合に関するTipsです。
(使用するデータはいつも通りサンプルースーパーストアです)

特定地域の顧客リストを作りたいといった要望はよくあることと思います。
テキストに文字列を入れると並べて表示してくれますが行、列には置けません。
また、Total等を使用しても、文字列を結合することは出来ません。

顧客リスト

そんな時に使用できるのがPREVIOUS_VALUEです。
PREVIOUS_VALUEは前の行の同じ計算の値を返す関数ですが、こちらは文字列でも使用可能です。
そのため、
「PREVIOUS_VALUE(“”)+ATTR([顧客名])」
として表計算を調整することで文字列を結合していくことが出来ます。
ただ、そのままだと下の図のように結合途中のものも表示されてしまいます。

「last()=0」
と計算式をつくると、最後のみtrueになりますので、
こちらを入れて表計算を調整し、falseのものを非表示にすれば完成です。

顧客リストつき都道府県別売上
顧客リストつき都道府県別売上
var divElement = document.getElementById(‘viz1534736388694’); var vizElement = divElement.getElementsByTagName(‘object’)[0]; vizElement.style.width=’800px’;vizElement.style.height=’677px’; var scriptElement = document.createElement(‘script’); scriptElement.src = ‘https://public.tableau.com/javascripts/api/viz_v1.js’; vizElement.parentNode.insertBefore(scriptElement, vizElement);

今回の方法の問題点は、表示していないだけで顧客数分表が出来ている点です。
その為、データ量が多くなると重くなると想像されますのでご注意ください。

Tableau_id執筆者:林 周作(Shuusaku Hayashi)