先日、とある会合でシェアしたダッシュボードが好評だったため、Publicでの公開用に
Coffee Chainのサンプルデータを用いたKPIダッシュボードを実装してもらいました。
※2017/04/21 誤って別のファイルを上書き保存してしまったのでver10.1で上げ直しました・・・
※サンプルデータの問題で、『売上総利益』や『売上原価』などの一部データは
当年と前年の数値が完全一致となっており、増減率が0%となっています。
実装のキーポイントは4点
①ダッシュボードなのか分析ツールなのか、その用途を明確にする
・ダッシュボードならば、印刷して1枚で概要把握できるものを心掛ける
・ユーザーがドリルダウンすることを期待すべきではない(実際ほとんどしない)
②数字とグラフをバランスよく配置する
・正確な数値を認識すべきものと、ざっくりとボリューム感や結果を俯瞰すべきものを区別する
③一段階ドリルダウンした情報までは見せる
・全体の数値(総計)+1段階のドリルダウンだけで、良否の主要因は把握できる
・加えて、ユーザーの分析マインドに火をつける(きっかけになる)
④色はシンプルに設定する
・データや用途によってはグラデーションより2色や3色で見せる方が明確に事象を把握できる
(グラデーションや多色の場合、プロジェクターでのプレゼンには向かない)
参考文献
Information Dashboard Design
Stephan Few著(洋書)
ちなみに、このダッシュボードを実装したスタッフは、入社してわずか2週間後に
これを完成させました。
参考になるファイルさえあれば、類似したアウトプットを簡単に実装できてしまうところが
Tableauの良いところでもあります。
以上です。
ご参考になれば幸いです。