折れ線グラフの基本:軸はカットしても OK

こんにちは。藤です。

 

出張でしばらく間が空いてしまいましたが

データビジュアライゼーションシリーズ再開です。

 

『折れ線グラフの基本』第2弾です。

 

Before

これは日経平均の1か月間のトレンドを示したものです。

日経平均は単月で数千円の振れ幅が出るようなことはごく稀で、1か月間での変動は上下千円程度に収まることがほとんどです。

このような数値トレンドを視覚化する場合、ゼロを軸のスタートにしてしまうと振れ幅が小さくてトレンドが見えなくなってしまいます。

しかし、日に数百円レベルの振幅は常時発生し、その値動きは実体経済への影響も大きいため、トレンドを把握する必要性が高く生じます。

 

After

このチャートのように、期間内の最大値と最小値が収まるような幅で折れ線を描くと、トレンドが非常に見やすくなります。

また、最初と最後の値を明示することで、そのスケール感も誤解なく伝えられるため、縦軸を省略してシンプルに仕上げました。

 

先日、棒グラフの基本:軸は必ずゼロスタートと書きましたが、折れ線グラフの最も重要な役割はその線の傾きによりトレンドを見るものです。

従って、ゼロスタートにこだわる必要はありません。

 

 

それではまた。

 

※この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。