色の基本:色の数は少なめに

こんにちは。藤です。

 

データビジュアライゼーションシリーズです。

データビジュアライゼーションとは

 

今回は『色の基本』の第二弾です。

 

早速 Before の絵

点を区別するために多色を使っていますが、色が多過ぎて凡例が見切れていたりスクロールになっていて簡単に確認できません。そもそも似たような色が多く、どの点がどの都道府県かを色だけで判別することは結局難しくなっています。

 

続いて After の絵

思い切って、色は地域別に絞ってしまいました。この場合、都道府県レベルでの新たな発見を見出す機会は失われますが、中部や関西を基盤としていることはすぐに把握できます。色数が少なく、散布図と凡例を行ったり来たりする手間もほとんどなくなり、読み手の負荷も抑制されます。

 

色の数が5色を超えてくると同系色の利用が増えてしまいます。比較する項目が多い場合、色だけで個を識別することは潔く諦め、別の見せ方を検討することをオススメします。

 

例えば Tableau であれば、After にツールヒントを組み合わせることで、細かい粒度の情報も必要に応じて見ることができます。

マウスオーバーや選択をしないとポップアップは出ませんが、色が多過ぎて何も伝わらないチャートよりもよほど効果的で価値がありますね。

 

それではまた。

 

※2019年6月1日追記

この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。