色の基本:色は強調したい要素に使う

こんにちは。藤です。

 

昨日『データビジュアライゼーションとは』の中で、インフォメーションデザインの領域ならばセンス不要と書きました。具体的にどういうことか実際に絵で見ていきましょう。

 

まずは Before の絵。

データビジュアライゼーションのセオリーを知らないまま tableau を使い始めた場合などで作ってしまいがちなチャートです。カラフルで見た目も汚い訳ではないですし、こうしてしまう気持ちもわかります。

しかし、色数が多く、人間の脳に入る情報が無駄に多いため、棒の長さが示している肝心な量の情報がイマイチ伝わりません。

 

続いて After の絵。

こちらはどうでしょう?

瞬時に目に入る情報は自社を示す青い棒で、それが競合と比べて長いのか短いのかというような情報も瞬時に把握できます。

 

無意味な多色を控え、強調して伝えたい要素に絞って色を使うことで、作り手が伝えたいメッセージを明確にして読み手に伝えることが可能です。

 

例えばマイナスの要素を強調したいならば

絶対値の大きな要素を強調したいならば

このような形が効果的となります。

 

色の使い方を少し変更するだけで、伝えたいメッセージもその伝わり方も全く異なることが理解できたかと思います。

 

それではまた。

 

※2019年6月1日追記

この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。