DeepL Macroを使用してAlteryxでテキストの一括翻訳

DeepL Macroを使用してAlteryxでテキストの一括翻訳 | Tableau-id Press -タブロイド-
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こんにちは!野口です!

翻訳精度がめちゃくちゃ高いと評判のDeepLのAPIが、日本語に対応しました!

DeepLのAPIについて、詳しくはこちらのDeepBlueのブログで紹介しています。

今回はこのAPIを、Alteryxで気軽に使えるようにマクロ化しました!

 

DeepL APIについて


DeepLのAPIについて、詳しくはこちらのDeepBlueのブログで紹介しています。

ざっくり説明すると、APIにテキストを投げると、指定した言語に翻訳してテキストを返してくれます。

 

DeepLマクロのダウンロード


ダウンロードは以下からできます。

DeepLマクロ ダウンロード

 

DeepLマクロの使い方


マクロの設定項目は以下の通りです。

 

Questions 説明
key ライセンスキーを入力
Choose Field:text 翻訳するテキストの列を選択
source_lang 翻訳するテキストの言語を選択
target_lang テキストをどの言語に翻訳するか選択
split_sentences 翻訳エンジンが最初に入力を文に分割するかどうかを設定します。これはデフォルトで有効になっています。可能な値は以下の通りです。

”0”(デフォルト)-全く分割しない、入力全体が1つの文として扱われる。

”1”-演算子間と改行で分割します。

“nonewlines” – 改行を無視して,分岐点間のみで分割します。

1つのテキストパラメータに対して1つの文を送信するアプリケーションでは、エンジンが意図せずに文を分割してしまうのを防ぐために、split_sentences=0に設定することをお勧めします。

preserve_formatting 翻訳エンジンが元のフォーマットを尊重するかどうかを設定します。設定可能な値は以下の通りです。

”0”(デフォルト)

”1”

この設定によって影響を受けるフォーマットの側面は以下の通りです。

-文頭と文末の句読点
-文頭の上下のケース

 

formality 翻訳されたテキストがフォーマルな言語に傾くか、インフォーマルな言語に傾くかを設定します。この機能は現在、ターゲット言語として “DE (ドイツ語)”、”NL (オランダ語)”、”PL (ポーランド語) “でのみ動作します。設定可能な値は以下の通りです。

“default” (default)
“more” – for a more formal language
“less” – for a more informal language

 

実行例


このような感じで簡単にテキストを翻訳することができます!

 

ちなみに、上のマクロ設定項目の下3つの説明部分も、英文のAPIの仕様書をDeepLで翻訳しました(笑)

 

まとめ


テキストデータを一括で翻訳処理したい方には、かなり有用なツールなのではないかと思います。

これからAPIの機能も拡充されていくと思うので、ニーズがありそうな機能が増えればまたマクロ化していくつもりです。

このようにAPIなどを、使い勝手の良いマクロ化することで『データの民主化』を進めていきたいです!

 

APIをマクロ化します!


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