はじめまして、2025年10月に入社しましたshioです。
入社して2カ月間の新人研修を終えたばかりのほやほや新人ですが、今回はtruestarでどんな研修を受けたのかを紹介していきたいと思います!
ちなみに私は前職でデータコンサルティングとは全く異なる業界に務めており、データ活用に関する知識はほぼゼロの未経験者として転職してきました。本記事ではそんな未経験者目線の感想も含めてお話していきます。
研修内容
Data Visualization研修
この研修ではTableauを用いてダッシュボードを作成し、Tableauの使い方の基礎や、データ可視化方法について学びました。
・ダッシュボード設計
こちらはワークショップ形式の研修で、ダッシュボードを活用したいクライアントを想定したユースケースのもと、設計~実装までを行いました。設計ではクライアントのニーズ理解・課題定義・指標整理・アイデア出しを行い、実装ではプロトタイプからTableauでダッシュボードまでを作成しました。

この研修を振り返ると、設計段階のニーズ理解が重要であったと感じます。
私はTableau自体初めて触ったため、実装で苦戦する場面は多々ありました。しかしtruestarには、研修をサポートしてくださるトレーナーや、駆け込み寺という質問チャット(質問を投稿すると社内の有識者が助けてくれる、心強いチャット)があります。そんな方々のお力を借りて、なんとかダッシュボードを形にすることができました。
そのうえで、作成したダッシュボードでクライアントの悩みを解決できるのか、本当にクライアントのニーズに沿ったものなのか、というユーザー視点が抜けていたと感じるところです。ダッシュボードを作ること自体が目的ではなく「ユーザーの課題解決にどう繋がるか」を軸に設計するのが重要である、という気付きを得ることができました。
・Viz改善
こちらは、既存のダッシュボードをユーザーニーズに合わせて改善するという研修です。
進め方はダッシュボード設計研修と同じく、設計~実装までです。しかし本研修ではユーザーのニーズにあたるものが設定されておらず、ユーザーの役割から必要としているものを仮置きして進めるという、より自由度の高い課題となっていました。
この研修でも、やはりニーズ理解の重要性を再認識しました。設計がブレると実装まで響いてくるので、途中で設計を練り直す→実装変更という大改造を繰り返す結果に……。設計の重要性を身をもって理解することができました。
Data Visualization研修では、Tableauの基礎を一通り習得することに加え、コンサルタントとしての考え方も学ぶことができました。
Data Preparation研修
この研修ではSnowflakeを用いたSQL演習やSnowflakeの基礎学習、パイプラインの構築を行いました。
・パイプライン構築
こちらもワークショップ形式の研修で、データパイプライン改善目的のクライアントを想定したユースケースのもと、設計~実装までを行いました。事前にSQLやSnowflakeの基礎は学んだ上で臨む、Data Preparationの総まとめのような研修で、より実務に近い流れを経験することができました。
本研修では、パイプラインに関する単語の意味や流れを習得できたと思います。
初めは「データウェアハウス?データマート?の使い分けは?」「ER図とデータ定義書ってそもそも何??」「テーブルとかビューとかタスクとか何が違うの???」と何が何やらという状態でした。
そこから、ワークショップを経てデータフローの流れを学び、設計でER図や定義書を用いて整理を行い、実装でタスクやビューの使い方などを実践することができました。
実装で、今まで整理してきたことを実際に組み立てて形作ることで、データフローの整理や設計までの知識が繋がった感覚がありました。実務に近い形式でパイプライン構築の一連の流れを経験できて良かったと思います。
Dataiku研修
この研修ではDataikuの基本操作を学び、最終目標としてDataikuコアデザイナーの資格取得を目指しました。
研修ではTableauやSnowflakeとの違いや、Dataikuの強みを整理することができました。Dataikuコアデザイナーは入社して初めて受験する資格のため、試験時は少し緊張しました…。無事取得することができて良かったです!
まとめ
上記で紹介した研修のほかに、ブログ執筆や社内改善を行うなど、技術面以外のことも多く学べた研修期間となりました。
現在は案件にアサインされて数日のため、研修で学んだことを活かす機会はまだこれからですが、実務以外での自己学習は続けていきたいと思っています。
そのため、まずは実務で使うツールに関する資格勉強を始めてみようと考えています!未経験者という肩書からの脱却に乞うご期待です。







