【Snowflake】DATA CLOUD SUMMIT 24に参加してきました!①

【Snowflake】DATA CLOUD SUMMIT 24に参加してきました!① | Tableau-id Press -タブロイド-
snowflake-logo-1200x630-960x504-1

やしろです

昨年に引き続き、今年もSnowflakeのサミット「DATA CLOUD SUMMIT 24」に参加しております!
(タイトルでうっかり「してきました!」と言ってますがまだ開催中)
早速、今年の様子をお伝えしたいと思います!

去年はラスベガスで開催されましたが、今年はITの聖地!サンフランシスコです!

今年のテーマは「BUILD THE FUTURE TOGETHER WITH AI AND APPS.」で、6/3(月)から6/6(木)までの4日間にわたって開催、400セッション以上、180以上のパートナー企業が参加してます。
日本からも約250人、超円安の物価高にも関わらず昨年を大幅に超える人数がサンフランシスコに集まりました!

会場について

今年はサンフランシスコの中心地にある「Moscone Center」が会場です。

サンフランシスコの中心街にあるのですが、中心街からちょっと南西に行くとテンダーロインというとてもダークな地域になるらしく…間違っても足を踏み入れないよういろいろな方からアドバイスいただきました。(本気で危ないらしい)
去年は会場が大きく2つに分かれており、移動に15分くらいかかってしんどかった記憶がありますが笑、今年はほぼ一箇所にまとまっておりとても移動が楽です。
中の様子は↓こんな感じ

Keynoteの様子

キーワードはズバリ"SNOWFLAKE AI DATA CLOUD"でした!
「一つのプラットフォーム("ONE PLATTFORM")ですべてのデータワークロード(”ALL DATA WORKLOADS")」を実現すべく、生成AIの力をガンガン取り込んでいくよ!という意気込みが表れたキーワードだと思います。

Keynoteは初日と2日目、3日目のビルダーズ向けの3回開催されたのですが、メインは2日目でした。
様々な機能がガンガン発表されたので、ざっと書き出していこうと思います!
ちなみに今更ですがSnowflakeのリリースには複数段階あって、
・GA(General Available):一般公開
・PuPr(Public Preview):パブリックプレビュー みんな使えるけどまだプレビュー段階
・PrPr(Private Preview):プライベートプレビュー 限られた条件の中で特定の人へのみプレビュー(要申請)
と分かれてます。
以下、今回発表されたリリース情報です!

・Document AI :近日GA
・自然言語を使用してドキュメントに質問し、構造化データが抽出可能
・読み込み機能がより強化され、低レイテンシーを実現
・Dynamic Table :GA
・Serverless Task Flex :PrPr
・早く処理を走らせたい、でもフレキシビリティもほしい、の需要に応える
・急がなくてもいい処理を最大42%安く実行可能

・Iceberg Table :GA
・オープンフォーマットに特化したハイブリッドテーブル
・MicrosocftもApache icebergを追加すると発表
・Polaris Catalog :90日以内にオープンソースで公開予定
・Iceberg用のカタログで、ユーザーが自分の資産を管理するための統一されたソリューションを提供
・パートナーや個々のユーザーによるホスティングが可能になり、他のエンジンとの広範な相互運用性が確保

・Universal Search :GA
・AI データクラウドのUI
・大量のアセットからUI、自然言語で検索が可能
・Internal マーケットプレイス :近日PuPr
・Organization内でのデータ共有機能
Cortex
・Cortex Search :近日PuPr
・誰でも簡単にチャットボットを作成可能
・Cortex fine-tuning :PuPr
既存のLLMに対してパラメータを調整することができる機能。他のユーザーとも共有可能
このあたりはKeynoteの中でもデモが行われ、特にCortex SearchはほとんどSnowflakeに触ったことがない、という参加者がその場でチャットボットを構築しており、会場全体がおぉー!と盛り上がりました!

Snowpark Container Services :AWS:GA・Azure:PuPr
Snowflake Native Apps with Snowpark Container Services :PuPr
・ネイティブアプリの中でもコンテナサービスが使用可能
Native APP の紹介の中で、truestarのロゴが登場しました!!
去年に引き続き、ありがとうございます!!

・Git Integration :PuPr
・SnowflakeとGitの間で読み取り、書き込が可能に
Database Change Management :PuPr
・Gitリポジトリやステージにあるスクリプトで、オブジェクトの変更が可能
・変更履歴も管理
・Snowflake CLI :近日GA
Snowflake Trail :PrPr
・パイプライン、アプリ、データなどのObservability(可観測性)機能を提供
・うち、Data Quality MonitoringはGA

・Data Quality Monitoring :GA
・データ品質に関するメトリクスを自動的に測定・監視
・Snowflake Notebooks :PuPr
・SQL、Python、Markdownを使用できる、対話形式のプログラミング環境
サミットの少し前にパブリックプレビューとなって、特にJupyter Notebookユーザーの中で話題になってましたね!
3日目のBuilder’s Keynoteの中でも使われていました。
おなじみの?Tasty Bytesの寸劇の中の一コマです↓。

・Snowflake Copilot :近日GA
・ワークシート右にでてくるAIチャットボット
・料金体系が気になるところ(特に言及されていませんでした)
・Snowpark Pandas API :PuPr
・需要の多いPandasがSnowpark上で実行可能
Snowflake Horizon
・Trust center :GA
・AIによるオブジェクト説明機能
・テーブルのよくある使われ方を確認したり、最もよく参照されるクエリとユーザーやロールによるアクセスをチェック
・Data Leneage :PuPr
・動的なデータフローの可視化・定量化が可能
MLにまで拡張
最後に一番盛り上がったのが…
・Snowsight Dark Mode :PuPr
・Snowsightでダークモードが使用可能
先ほど↑の寸劇の中の画面もこのダークモードです。
ダークモードでNotebookを使っているともはやSnowflakeのインターフェイスには見えないですね。
なんともVSCodeっぽい。
このダークモードの発表が一番派手で、盛り上がりも最高潮の中Keynote終了です!

初日のKey Noteであまり新機能の発表がなかったので、あれ…?となったのですが、2日目が本当に盛りだくさんでした!
この他、セッションやハンズオンにも参加しているので、そちらの様子もおいおいご紹介していきたいと思います!

おまけ

サミット中はランチや軽食が提供されます、今年はこんな感じでした!


夕方からはアルコールも提供され、より一層盛り上がります!

以上、サンフランシスコよりお届けしました!

おわりに

truestarでは、Snowflake導入検討、導入支援や環境構築まで幅広くサポート可能です。
Snowflakeに゙興味がある、導入済みだけどもっとうまく活用したい等々ありましたら、ぜひこちらから相談ください!

また、truestarではSnowflake Marketplaceにて、加工済みオープンデータを無償提供するPrepper Open Data Bank、全国の飲食店の情報を集めたデータセットの販売を行っております。(サービスリンク

これまでのSnowflakeに関する記事はこちら