
こんにちは、Harunaです 本日が最後のブログです
一味変わったビジュアライゼーションを作りたい方に、ラジアルチャートの作成方法をご紹介します
こちらは経済センサス活動調査: 産業別集計【PR_ECS21_02】【PR_ECS16_02】にて公開しているユースケースに使っています
ラジアルチャートとは放射線状に棒が曲がり、棒の長さで値の大きさを示すグラフです
作成方法
こちらで作成したダッシュボードを紹介します
下準備
・Estatdb 統計量名:"|"で仕切られている左側の値のみを使うため計算式を作成
【統計量 属性 カテゴリ00名☆】
TRIM( SPLIT( [Estatdb 統計量名], "|", 1 ) )
→[事業所数]だけを値として取り出す
・各フィールドを作成(例:事業所数)
【事業所数】
IF [統計量 属性 カテゴリ00名☆]='事業所数'
AND
[統計単位1]='事業所'
THEN
[統計値]
END
ラジアルチャート
・Path.xlsxを作り、PR_ECS16_02と内部結合で1を結合させる
・シートに戻りPathのビンを作成する(ビンのサイズは1に設定)
・7つの計算式を作成(例:事業所数)
【Index】
INDEX()-1
【TC_Value】
WINDOW_MAX(SUM([事業所数]))
【TC_Max_Value】
WINDOW_MAX(SUM([事業所数]))
【TC_Rank】
RANK_UNIQUE([TC_Value],'asc')
【TC_Step Size】
[TC_Value]/[TC_Max_Value]
【X】
SIN([Index]PI()/180[TC_Step Size])*[TC_Rank]
【Y】
COS([Index]PI()/180[TC_Step Size])*[TC_Rank]
・地域(ディメンション)を作成する
IF [都道府県名] = '北海道' THEN '北海道'
ELSEIF [都道府県名] IN ('青森県', '岩手県', '宮城県', '秋田県', '山形県', '福島県') THEN '東北'
ELSEIF [都道府県名] IN ('東京都', '神奈川県', '千葉県', '埼玉県', '茨城県', '栃木県', '群馬県') THEN '関東'
ELSEIF [都道府県名] IN ('山梨県', '新潟県', '長野県', '富山県', '石川県', '福井県', '静岡県', '愛知県', '岐阜県') THEN '中部'
ELSEIF [都道府県名] IN ('大阪府', '京都府', '兵庫県', '奈良県', '滋賀県', '和歌山県','三重県') THEN '近畿'
ELSEIF [都道府県名] IN ('岡山県', '広島県', '山口県', '鳥取県', '島根県','香川県', '徳島県', '愛媛県', '高知県') THEN '中国四国'
ELSEIF [都道府県名] IN ('福岡県', '佐賀県', '長崎県', '熊本県', '大分県', '宮崎県', '鹿児島県','沖縄県') THEN '九州沖縄'
END
・地域を色に入れる(地域ごとに事業所数を比較する)
・Pathのビンを列に入れる 右クリックから「欠落した値を表示」にチェック
・Pathのビンを詳細に入れる マークが自動になっている場合は線に変更
・Xを列に入れる 右クリックから「次を使用して計算」→Pathのビンにチェックを入れる
・Yを行に入れる 右クリックから「次を使用して計算」→Pathのビンにチェックを入れる
・X,Yそれぞれ右クリックから「表計算の編集」でTC_Max ValueとTC_Rankを設定
TC_Max Value
ネストされた計算:TC_Max Value
次を使用して計算:特定のディメンション 地域、Pathのビンの順に設定
TC_Rank
ネストされた計算:TC_Rank
次を使用して計算:特定のディメンション 地域、Pathのビンの順に設定
・線の太さ、色、ツールヒントなどを変更して完成