積上げ棒グラフに合計のラベル

積上げ棒グラフに合計のラベル | Tableau-id Press -タブロイド-
2019-03-27_01

こんにちは。

あと3週間ほどで Tableau Desktop Qualified Associate の資格ホルダーの座から転落する予定の藤です。

ここ1~2年は実装よりもレポート全体や画面設計の機会が多く、私のスキルは Ver 9.1 くらいで成長が止まっているのでリハビリしようと思います。

久しぶりに Tableau 単体の Tips を。

上のような積上げ棒グラフは作る機会も多いと思いますが、皆さんどう作られてますか?

ポイントとなるのはカテゴリ合計を示す数値のラベルの作り方です。

積上げ棒グラフには、『カテゴリ』のディメンションが入り、ラベルにはそのディメンションを入れたくないので、少し工夫する必要がありますね。


私はいつも下のような感じで作ってました。

①カラーにカテゴリを入れた積上げ棒を作る


②二重軸を使ってラベルを作成。マークは円で、いろいろ微調整。


見た目の細かい調整するとして、これが基本形。


それに対して、今回習得した代替案が二つ。

まず大したことない方。

二重軸を使うところは同じで、マークをガントチャートにするだけです。


色は不透明度 0% で透明にする必要がありますが、ラベルの位置が自動でうまく乗るので、私の方法よりも多少簡単に作れます。(※ラベルのメジャーの桁数が多かったりすると調整必要ですが)

「ふーん」という感じですかね・・・。

気を取り直して、次行きます。

こっちが共有したい方です。
まずは完成形から。

というわけで、二重軸を使わずに実現しています。
マークを見ても、ラベルには何も入ってません。

答えを言うとリファレンスラインを使って合計のラベルを表示しています。


作り方は以下の通りです。

①カテゴリごとの積上げ棒グラフを作成し、「アナリティクス」タブで、リファレンスラインをセルごとで追加する。


②線、セルごと、値は合計、ラベルは値、書式設定は全部なしで。


③リファレンスラインのラベルの書式設定は、数値を右クリックから調整可能。


はい、ほぼできあがり。


最後に微調整して完成です。


リファレンスラインを使う方が手数が少なく簡単ですし、いったん二重軸が解消しているので、他のメジャー要素を二重軸として表示することが可能になりますので超オススメです。

それではまた。