※2021/10/5 追記
2021年10月より、Tableau認定試験が変更となりました!
・テスト運営会社の変更(Pearson VUEへ)
・Desktop Certified ProfessionalとDesktop Certified Associateは廃止へ
・Tableau Certified Data Analyst試験がスタート
詳しくは公式の認定試験ページをご確認ください。
本記事は試験制度変更前に受験し執筆しました。
昨年(2020年)の話になるのですが、Tableau Desktop Specialist(初級試験)を受験しました。
当時Tableau社でDesktop Specialistが半額で受けられるキャンペーンをやっていたので、それに乗っかり受験した感じです。
その前から興味はあったのですが、少し特殊な環境での試験になるので受験をためらっていました。
同じような理由で迷っている方の参考になればと思い、試験当日の流れを思い出しながらお話ししてみたいと思います。
なお、今回の記事では試験問題の内容そのものについては触れません。
試験概要
認定資格の概要については公式サイトをご確認ください。
Loyalist EXAM SERVICESから、希望する日時で試験を申し込んでおきます。
・リモート環境に接続して試験を行います。Tableauもリモート先のものを使います。
ご自身のPCにはTableauはインストールされていなくても問題ありません。
・試験は試験官にカメラで監視されながら受験します。
試験官は外国人の方で、英語で話します。
→ちなみに私は英語が得意ではなく、こちらが私が受験を迷っていた最大の理由でした。
試験当日
試験開始までの流れ
1.試験環境への接続
私は日本時間で朝5時半開始の試験でした。
時間になったので、Loyalist EXAM SERVICESサイトから「Take Your Exam」ボタン(試験60秒前にアクティブになる)を押して試験環境に接続しました。
2.試験官と話す
試験官と繋がりました。
いきなり何か話しかけられたのですが、聞き取れませんでした(ちょっと焦る)。
「えっと、試験を受けたいです・・・。」ということ伝えると、「OK、英語話せる?」と聞かれたので、
「いいえ、翻訳をお願いします!」と早々にお願いしてみました。
すると、「大丈夫ですよ、チャットで話しましょう。」と言ってくれました(助かった・・・)。
以降、簡単なやり取り以外は、チャットで日本語に翻訳した文面を送ってくれました。
3.身分証明書の確認
身分証明書をカメラに向かって見せるように言われます。
パスポートがベストということは知っていたのですが、持っていませんでした。
試験のためだけに取りに行くのも煩わしいし費用もかかるので、運転免許証とそれ以外のいろいろで押し切るつもりでいました。
(今思えば、英語苦手なのに通じなかったらどうするつもりだったのでしょう・・・。なんだかいけそうな気がしたのです。)
結果的に、運転免許証だけですんなりいけました。
免許証だとスムーズにいかないという話もあり、これに関してはよく分かりません。試験官によるのでしょうか?
4.試験を受ける部屋の確認
カメラで360度回って室内を写すように言われます。確認されるポイントは次の2つだと思います。
・部屋に1人でいるか
→ご家族等と住んでいる場合は、試験中は静かに、また部屋に入ってこないように伝えておく必要があります。私は念のため鍵のかかる部屋で受けました(早朝の受験で子供が起きてくる時間とかぶりそうだったため)。
・室内にカンニングにつながるような怪しいものがないか
→机の上さえきれいにしておけば、よほどのことがない限り大丈夫だと思います。
5.試験に関する注意事項の説明
注意事項を翻訳した文面をチャットで送ってくれました。
試験前にLoyalist EXAM SERVICESからメールが送られてくるのですが、そこに記載されていた内容とほぼ同じでした。
6.試験環境のセッティング
試験官の人がやってくれるのでお任せします。
時々、こちらに操作をするように言われることがあるので指示に従います。
私の時は、このセッティングに結構時間がかかりました(20分超?)。
SPの試験自体は1時間ですが、試験官とのやりとりや環境設定の時間を考えると、
所要時間は1.5~2時間くらいで見ておいた方がいいのかな、と思いました。
GoogleとTableauの言語設定は試験が始まってから自分で日本語に変えようと思っていたのですが、試験管の人が日本語がいいよね?と言ってくれ変えてくれました。
設定が終わると、そこから試験スタートです。
試験中
試験中に個人的に感じたこと
・画面
試験に使用したマシンの画面が小さすぎてつらかったです。
デュアルモニタは禁止です。
・キーボード
リモート環境はUSキーボードで、一部記号の位置が日本語キーボードとは違います。
参考:USキーボードと日本のキーボードの違い
記号を入力する場合はソフトウェアキーボードを使うとよいです。私の試験環境はデスクトップにショートカットが作ってありました。
(私は面倒なので、Tableauで使いたい記号はUSキーボードの位置を暗記してから行きました。)
・通信
私は有線LANで受験し、試験中特に問題ありませんでした。
通信が安定しているのであればWifiでも良いと思います。
試験終了
時間が来たら試験終了です。その場で結果が出ます。
試験に関するアンケートや試験官の評価の入力もあったと思います。
試験官にお礼を言って、無事試験完了しました。
いかがでしたでしょうか。流れとしてはDesktop Certified Associate(中級試験)も同じだと思います。
※但しCAは試験時間が2時間
【感想】
・試験に使用するマシンは画面が大きいものの方が良い。
・試験全体は1時間では終わらないので、試験後に予定がある人は注意。
・英語に自信がない人も、一言もしゃべれないとかでなければ大丈夫。翻訳をお願いしましょう~。
この記事が今後皆様が受験される際の役に立つと嬉しいです。
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