Alteryx User Group in 東京 Advent Calendar 2018
12月8日担当の大井です!
土日も構わず更新していきますので、どうぞお楽しみください!
本日はAlteryxワークフローの実行ログをメールで送信してみます。
これができると長い更新処理を専用端末に実行させておいて、
別の作業中に完了をメールでお知らせしてくれる。みたいなことができちゃいます。
前提
できると便利ではあるのですが、Alteryxからメールを送付する為の環境設定はこの記事では扱いませんので、お使いの環境のSMTPサーバー管理者さんにご相談を。
事前準備
ワークフローのログを収集しようとすると追加のTOOLが必要となりますので、AlteryxCommunityにGETしに行きます!
解凍したら”Install.yxwz”を実行するとインストーラーが起動されるのでそのままインストールしましょう。
その中で、今回の主役はこの2つになります。
では、見ていきましょう!
Runnerでワークフローを実行させる
このツールはワークフローを登録するだけなので設定は簡単。
設定されたワークフローはRunすると実行され、結果を返す。
正常終了(Warning含む)はSに、異常終了はFにデータが入ります。
この絵はS側の結果となり、F側ではMassage TypeにFailedが入る形となります。
Runnerの注意点としてはワークフローのパスはすべて半角英数字でないと読み込みに失敗してしまう為、フォルダ構成を工夫する必要があります。
実行されたワークフローのログをLog Parserで取得する
このツールはRunnerの後ろにコネクタで接続すればワークフローのログを取って来てくれます、設定は不要なのでとっても簡単。
欲しい情報を抽出する
レコード単位で全情報を持ったカラム(Body)を更に用意
これがメールのBodyになります。
Alteryxでメールを送信する際のポイント
Alteryxでメールを送る時は1レコード1通のメールを送ってしまう為、
送りたい情報は1レコードに纏める必要があり、こんなサマライズを入れます。
ActionをConcatに指定しているのは縦方向に情報を1セルに収めるイメージですね。
最後にメールTOOLの宛先や本文に用意したカラムを登録すれば完成!
それでは良い週末を!