どうもみなさんごきげんよう。こえびです。
前回記事の相関係数に関連して、相関係数を出すPerson CorrelationにGroupByの機能をつけたマクロを作ってみました。
GroupByって何?
特定の列の値が等しい行ごとにデータを集計することです。
実際に見てみましょう。
フローはこんな感じです。
AlteryxでGroupByの機能を持っている代表的なツールは、Summraizeです。
赤丸のツールです。
GroupByの機能はSummraize以外にも色々なツールで使えるようになっています。
Summraizeの設定画面はこんな感じで、ID列をGroupByに選んで、Test1列をSumで集計してという命令にしています。ID列には値がAとBがあります。なので、ID列で値がAの行をSum、ID列で値がBの行をSumということになります。
Person CorrelationにGroupByの機能を追加してみた
GroupByの機能がPerson Correlationにはありません。
なのでさきほどのInputでID列をGroupByにして、ID列の値毎に相関係数を算出することができません。
そこで、Person CorrelationにGroupByの機能を追加したマクロツールを作ってみました。
これです。欲しい方はこちらからどうぞダウンロードしてくだいまし。
使い方を説明します。
Inputは上記GroupByの説明で使用したInputとまったく一緒です。
フローはこんな感じです。赤丸が私が作ったマクロツールです。
結果はこれです!
ID列の値毎に、Test1、Test2、Test3それぞれの相関係数を出してくれます。
あとがき
Alteryxのマクロにはいくつかの種類があります。
今度のそのマクロの種類の違いや作り方を記事にしたいと思います。
それではみなさんごきげんよう。