『Alteryx Advent Calendar 2016』スポット参戦シリーズ第四弾です。
Alteryx Advent Calendar 2016 | シリーズ | Developers.IO
Alteryx Advent Calendar 2016 – Qiita
14日目のエントリとしてクラスメソッドの川崎さんが以下のエントリでもご説明してくださっていますが、調査データをAlteryxで実際に加工してみようかと思います。
Tableau Conference 2016 at Austin [レポート]調査データを可視化する 2.0 – Data Revelations #data16
活用するデータは以下になります。
まずは、数値形式で格納されているデータです。
次に、文字形式で格納されているデータです。
上記、データがない場合もあるかもしれません。
その場合は、以下のようなマスターを作成することをおすすめします。
最後に、質問の補足情報が格納されたデータです。
Tableauで加工する際に、必要になる情報です。
「Wording」は、Tableauで、質問の内容を表示するために使い、また、「Question grouping」は、TableauのView毎の単位となります。
このデータは、ほとんどの場合、手元にないと思いますので、同じようなものを作成することをおすすめします。
ただし、「Question Type」については、必須ではありません。
これらのデータを活用し、以下AlteryxワークフローでTableau用データを作成しました。
非常に簡単なロジックとなっています。
以下でAlteryxワークフローのロジックを説明していきます。
上記のようにTranspose設定し、Alteryxを回すと、データの形が以下のようになります。
完成したTableau用データが以下となります。
横長であったデータがTransposeにより、Tableauが得意な縦型のデータになっています。
また、このような形であれば、Tableauで、デモグラである「Gender」「Location」「Generation」のフィルターをそれぞれの質問のViewに入れることができたり、複数の切り口でデータを見ることができます。
明日15日目はクラスメソッドさんの『Alteryxをさわってみた 』です。乞うご期待!
Kazuki Koebisawa