データ探しに困ったら?Tableau向けオープンデータと簡単接続ガイド

データ探しに困ったら?Tableau向けオープンデータと簡単接続ガイド | Tableau-id Press -タブロイド-
Tableauのオープンデータ紹介

みなさんこんにちは、s.sumiです!

今回は、Tableauでビジュアライゼーション(Viz)を作成する際に利用できるおすすめのオープンデータソースをご紹介します。

(オープンデータとは、誰でも自由に使用・再利用、そして再配布できる無料データのことを指します)

オープンデータの宝庫たち(おすすめ度順)

  1. BACK 2 VIZ BASICS
  2. Kaggle
  3. Make over Monday
  4. e-govポータル
  5. Awesome Public Real-Time Datasets and Sources
  6. UC Irvine Machine Learning Repository
  7. Google Dataset Search
  8. PODB

 

① BACK 2 VIZ BASICS

まずおすすめなのがB2VB(Back 2 Viz Basics)

こちらはTableau初心者へ向けて発足したコミュニティのひとつで、週ごとに発表される作成テーマ(チャート種類など)に沿ってViz を作っていくというものです。
シンプルな美しいダッシュボード作成の練習になるため、定期的にスキルアップしたい方にピッタリ!
(参加しなくてもオープンデータはダウンロード可能です)

 

② Kaggle

世界中のデータ愛好家たちがアップロードしたデータセットの宝庫、Kaggleもおすすめです。
ゲームや映画のデータから、医療関連の専門的なデータまで多種多様なデータがそろっているため個人的に1番おすすめのサイトです!
ただし、NULLがたくさん入っているデータもあったりするので、「CLEAN DATA」「CSV」などフィルタして探すのがよいです。

 

③ Make over Monday

こちらはB2VBと似ていて、毎週月曜日に提供されるデータセットをもとにViz を作成、X で共有するというものになります。
B2VBと違う点は決められたチャート種類などはなく、自由度が高いところです。
(こちらも参加しなくてもオープンデータはダウンロード可能!)

X で #MakeoverMonday と検索すると猛者たちの美しいViz が出てくるので、私個人もチャートの配置や色合いなどの参考にしています…!

 

④ e-govポータル

日本の公式データを探しているなら、「e-govポータル」がおすすめです。(数少ない日本語というのもありがたい!)

ここでは、行政が公開している様々なデータセットにアクセスできます。人口統計、賃金データ、農林水産関連の情報など、幅広いジャンルのデータが揃っています。

 

⑤ Awesome Public Real-Time Datasets and Sources

    様々なジャンルのデータセット提供先URLがリストアップされているのは Awesome Public Real-Time Datasets and Sources
    ただし、リンク切れの可能性もあるので、アクセス時は注意しましょう。

     

    ⑥ UC Irvine Machine Learning Repository

    カリフォルニア大学アーバイン校が公開している UC Irvine Machine Learning Repository も要チェック。
    ただし、CSVでダウンロードできないデータもあるので、使用する際は注意が必要です。

     

    ⑦ Google Dataset Search

    Googleが提供する Google Dataset Search も、データセット探しに便利です。

    (たまにデータセットが見つからないページに飛ばされることもあります…)

     

    ⑧ PODB

      最後に PODB (Prepper Open Data Bank) をご紹介します!

      これは「e-stat」で公開されているデータを弊社が抽出・加工したものです。

      詳細はこちらのブログを参照ください。

       

      Tableauへの接続方法

      今回はTableau Desktop へCSVのデータを接続する方法をご案内します。
      もしDesktop 持ってない!という方はこちらから無料トライアル14日間がありますので、ぜひインストールしてみてください。

      ①Tableau Desktop を起動する
      ②左側に青い帯が出てくるので、そこから「テキストファイル」をクリック>お好きなファイルを選択

      ③この時点で欲しいデータが揃っている場合は、左下の「シート1」をクリック
      ④分析開始です!

      ちなみに他ファイルのCSVを追加で接続したり、データソース画面で各カラムの名称変更、データ型の変更、データの抽出などもできます

       

      さいごに

      いかがでしたか?これらのデータソースを使えば、Tableauでの素晴らしいビジュアライゼーション作成に一歩近づけるはずです。

      皆さんも、これらのオープンデータを活用して、素敵なVizを作成してみてください。それでは、楽しいデータ分析ライフを!