Huyen Nguyen / About Author
Tableau-ID TableauTableauの表計算で中央値を出す方法 (操作ビデオあり!)
調査データを頻繫に扱う方々には中央値をよく使っていると思います。Tableauで1つ便利な中央値の計算方法を紹介致します。
中央値(median)とは、昇順または降順で並べ替えられた数値リストの中に真ん中の値という。
Tableauでは、表計算を使って簡単に中央値を出すことが出来ます。Kaggle からアメリカの百人の月収データを使って月収(Income)の中央値を計算しました。
先ず、IDから合計の割合を生成して、それからリージョン、性別、月収で棒グラフを作成しました。
Percent of Total = [CountD (ID)]/WINDOW_SUM([CountD (ID)])
この棒グラフを見ると、上から合計の割合を続いて合計していくと、合計=50%に超えた行はIncomeの中央値になります。
新しいシートで下記の動画のように関数と表計算の設定をしたらて中央値のビューが出来上がります。
ここにRunning SumとMedian_Incomeを分ける理由は中央値が正しく出るかどうか確認用シートを作るためです。
表計算では計算方法によって違う結果が出てくるので、確認用シートの作成をお勧めです。
表計算で中央値を計算する時にいくつかの注意があります。
①表計算では全ての値を並ばないと正しく計算出来ないので、Index=1で要らない行を非表示しないといけません。
②使用するディメンション(Income)は「不連続の数値」である。Incomeが「$100-$200」のようなレンジの場合、そのレンジの平均を使って中央値を計算することもあります、ぜひお試しください。