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こんにちは、皆さん。今回は、先日開催された「DataHaiker Connect @名古屋」で発表させていただいた「Dataikuフロー整理術」について共有したいと思います。このセッションでは、Dataikuを活用したデータフローの整理術について、具体的なテクニックや経験談が紹介されました。
資料は以下となります。
なぜ整理術が重要か?
Dataikuはオールインワンプラットフォームとして、ETL、モデルのトレーニングとデプロイ、データ可視化、Webアプリなど多機能を一つのプロジェクトに集約できます。しかし、機能が充実する一方で、プロジェクトの複雑化が進むこともあります。そこで、整理術が重要となります。整理されたフローは、引継ぎや共同作業の効率を大幅に向上させます。
整理術紹介
以下、フローの整理術として6点を紹介させていただきたいと思います。
- ZONEの活用:
- 処理をグループ化することで、フローの可読性を高め、使用難易度を低くします。例えば、同じ目的を持つ処理を一つのゾーンに集約し、特定のゾーンのみを実行することも可能です。
- 処理をグループ化することで、フローの可読性を高め、使用難易度を低くします。例えば、同じ目的を持つ処理を一つのゾーンに集約し、特定のゾーンのみを実行することも可能です。
- タグの使用:
- データセットやレシピを分類し、検索しやすくするためにタグを使用します。ZONEと組み合わせることで、フローの可読性がさらに向上します。
- Share Dataset機能:
- 別プロジェクトで作られたデータセットを引用する場合、Share Dataset機能を使うことで、データセットの管理が容易になります。これにより、データセットの変更が他のフローに即座に反映されます。
- 別プロジェクトで作られたデータセットを引用する場合、Share Dataset機能を使うことで、データセットの管理が容易になります。これにより、データセットの変更が他のフローに即座に反映されます。
- 注釈の追加:
- データセットやレシピ、ZONEに注釈をつけることで、理解を助け、メンテナンスが容易になります。特にPrepareレシピのステップに注釈をつけることで、処理の意図が明確になります。
- データセットやレシピ、ZONEに注釈をつけることで、理解を助け、メンテナンスが容易になります。特にPrepareレシピのステップに注釈をつけることで、処理の意図が明確になります。
- レシピの数を減らす:
- Prepareレシピの処理内容がカラム作成やフィルターの場合、Groupレシピに代替することで、アイコンの数を減らし、フローをシンプルに保ちます。
- Prepareレシピの処理内容がカラム作成やフィルターの場合、Groupレシピに代替することで、アイコンの数を減らし、フローをシンプルに保ちます。
- ネイミング:
- 重要なデータセットにわかりやすい名前を付けることで、フローの可読性を向上させます。
まとめ
Dataikuを活用したフロー整理術は、プロジェクトの効率化と可読性向上に大いに役立ちます。今回のユーザー会で紹介されたテクニックを活用し、皆さんのプロジェクトでもぜひ試してみてください。