棒グラフの基本:量の比較は棒グラフ

こんにちは。藤です。

 

データビジュアライゼーションシリーズです。

 

今回から『棒グラフの基本』に入ります。その第1弾です。

 

Before

ごくありふれた帳票です。

例えば、業績を評価する上で各年度での順位が重要となる場合、この帳票でどのブランドが1位であるかを見つけるのはなかなか難しいものです。

 

帳票では細かい数値は把握できるものの、相対的な量の比較は簡単ではありません。

 

 

After

こちらの棒グラフではどうでしょうか?

各年度で1位のブランドのみ青色になっており、それが一目で認識できることは当然として、2位以下の順位についても棒の長さで視覚的に把握しやすくなっています。

 

チャートから何を読み取って欲しいのか、数表から棒グラフに変更するだけでその伝わり方は劇的に変わり、読み手の負荷も大きく軽減します。

 

量の比較を行うときは棒グラフが有効です。

 

 

昔話を一つ。

 

2014年3月、Tableau Japan さんからのお誘いで、Tableau Software 創業メンバーであるパット・ハンラハン教授のプレゼンを拝聴しました。

ハンラハン教授はコンピューターグラフィックスの権威的存在でピクサーにおいてアカデミー賞を3度受賞した方でもあります。

 

その時の内容を一部抜粋します。


West エリアでの Mint Tea の売上はいくらですか?

誰でも分かりますよね?

 

ではこちらはどうでしょう?

すぐに分かりませんよね?

 

ではこうするとどうでしょう?

すごく簡単ですね。

表現方法を変えるだけで問題解決や意思決定のスピードが 100 倍変わります。

正しい表現が、解決スピードを高め、ミスを減らし、理解度を高め記憶に残るようになるのです。


 

おそらくこんな感じのプレゼンでした。

 

当時の私はエクセル帳票文化の中枢におり、vlookup やら sumifs やらを駆使して複雑な数表を自在に作れることを誇っていたような人間だったのですが、このプレゼンの内容に大きな衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。

プレゼン資料も別途お願いして共有してもらったのですが、この日を境に『データビジュアライゼーション』というキーワードがやたら私の琴線に触れるようになったと感じています。

懐かしい。

 

 

それではまた。

 

※この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されていますが、パット・ハンラハン教授のくだりは書籍にはありません。